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■縄文幻視■






縄文のすばらしさについて、あれこれ語るページを作るつもりですが、まだできてません。

すみません。






















縄文人というと、原始人を連想しがちですが、違います。

私たちの物差しとは異なりますが、とっても豊かで高度な文明を作りあげた人々でした。


当時の日本は、緑にあふれ、水も空気も澄み、人々も自然や動物たちと仲よく共存していました。

自然を畏れ敬い、「ありがたく」頂く。だから乱捕りや乱開発もしない。 謙虚に、つつましく。


戦争や差別も無い(実際、大きな戦(いくさ)は、次の弥生時代からと言われています)。キラキラ光り輝く、おおらかで平和な時代です。

そして、左脳的な「理知」よりも、右脳的な「感じる」を大切にし、夢で見たことこそ、まこと。。。


私はその人たちのことを≪夢の民≫、 新しく取ってかわった人たちのことを≪理の民≫と呼んでおります。

(「縄文」とは土器の形状から、後にそう名づけられました)

「新しく取ってかわった」というのは、「人間以外の生き物は人間に従わせる。自然は人間の都合がいいように切り開く」という価値観の人々にです。


20年くらい前から、この縄文を幻視し、いくつかの小説にしてきました。

まずは、その時期まんまん中の、人々の豊かな暮らしぶりや価値観を。

『まほろば ばらぼら』が、これにあたります。


次に、その縄文が滅び、新しい時代に変わっていく転換期の話。

『縄文少女クルゥ』が、これですね。

激動の中で、主人公が旅する先々で出会う、多くの人々のさまざまな生き様、死に様を描く壮大なシリーズにしたいのですが、、、まだ1話しか書けていません。近日公開(予定)。


そして三番目が、それから長い年月が過ぎても、価値観の違う新世界にうまく溶けこめず弾かれている、縄文の末裔の物語。

連載中の『鬼眼城』も、徳川体制になった時代の物語ですが、実はコレです。

痛快な冒険活劇の裏に、≪夢の民≫の血を引く主人公の、孤高の戦いを描いています。















 

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